第178回知的財産マネジメント研究会(Smips)

第178回知的財産マネジメント研究会(Smips)
日時:2016年4月16日(土) 場所:政策研究大学院大学5F 参加費:無料

開催プログラム(どちらの分科会・セッションに出席しても結構です。事前登録等は一切必要ありません。一部分だけの参加でもかまいません。)

※詳細は随時更新いたします。

★13:00-14:30 セッション1
○ 産学連携によるイノベーション分科会(山本貴史)
     テーマ:「 大学発ベンチャーのスタートアップ支援プログラムについて」
     講師:山本貴史 オーガナイザー
今、山本が頭の中で考えている事をお話しいたします。みなさまの考えも共有頂き、意見交換ができるとうれしいです。
    
○ 法律実務(LAP)分科会 (足立昌聡)
     テーマ:「知的財産権制度とAI」
     講師:足立昌聡 オーガナイザー
今後20年の知的財産権制度の行方について、AIのプロダクトに関する諸外国の立法動向を交えながら、参加者の皆様とフリー・ディスカッションをしたいと思います。知的財産権を誰に認めるのか、そもそも財産権を認めてよいのかまで、未だ正解のないテーマです。皆様、どうぞご参加下さい。
 
○ 知識流動システム(KMS)分科会 (西村由希子・天元志保・長壁健)
今回は、久々に西村姉御が出席です!長壁さんと共にKMSの年間計画などをまとめます。お気軽にご参加くださいませ。

【今年度の東川小学校ウィークエンドスクールにて2回の発明・発見教室】
    1回目の7月23日(土)は体育館など広い場所で大規模に、
    2回目は12月3日(土)に行う予定です。
企画から関わってくださる方だけでなく、当日運営のみでならOKよという方、ご連絡をお待ちしております!

なお、4月23日(土)は田町でコドモチョウナイカイさんが主催する宇宙の関する子供向けアートワークショップをコラボ実施します。詳しくはHPで!
  
★15:00-16:30 全体セッション:講義室 L
     テーマ:「創薬研究における知財と薬事の連結戦略」
     講師:内海 潤 様
公益財団法人がん研究会 知財戦略担当部長、兼・日本医療研究開発機構シニア知的財産コンサルタント
 
【講師からのメッセージ】
医薬品が世に出るためには、国から薬事承認を受けることが必須で、加えて事業を保護するための特許が必要です。製薬企業には薬事部と知財部がありますが、アカデミアは特許出願ができる体制は整備されましたものの、薬事対応力は決定的に不足しています。しかし、実際にデータを生み出す研究者レベルで知財と薬事を理解し、これらを連結させることができれば、創薬の加速と効率化が可能となります。本講演では、その連結の考え方について実例を通して解説いたします。(参考図書:講師著「創薬研究のための薬事と知財の連結戦略ガイド」(南山堂))
  
★17:00-18:30 セッション2 :いずれかお好きなものにご参加ください
※分科会の詳細が決まり次第更新いたします。
○ 産学連携分科会(長壁健・鈴木睦昭・杉浦美紀彦・林聖子・矢上清乃)
     テーマ:医療系産学連携活動の必須の視点~患者に届けるということ~(講演60分+討議30分)
     講師:内海 潤 様
  
【講師からのメッセージ】
医療系の産学連携はやや特殊と考えてよいでしょう。それは、シーズとニーズの両方とも医療現場にあることです。しかも最終顧客は患者です。したがって、究極の出口は患者ニーズであり、企業ニーズではありません(企業も患者ニーズを探っていますが既存市場を優先します)。患者ニーズの捉え方、産と学の連携マネジメントの進め方、知財戦略の考え方、市場創出につなげる患者に届くサプライチェーンの考え方など、医療現場密着型の産学連携手法の開発について課題整理とソリューションについて議論します。
  
○ 特許戦略工学分科会 (片岡敏光・赤間淳一・安彦元・久野敦司・岡崎邦明・永井隆)
     テーマ:IoT産業革命を駆動するマシン生成情報の法的保護の新たな枠組みの展望
     講師:Patent Island㈱ 代表取締役社長 久野 敦司オーガナイザー
  

【発表者からのメッセージ】
 今、すべてのモノがインターネットに接続されて、情報空間と物理空間の間での密接な相互作用を通じて社会および産業を進化させようとしています。IoTを中心としたAI、ロボット、3Dプリンタによる第4次産業革命です。これを、ここではIoT産業革命と呼びます。欧米や日本を含めて世界の主要国や主要地域が産官学の連携体制でIoT産業革命の推進競争を開始しています。18世紀のイギリスで始まった第1次産業革命はエネルギー駆動でしたが、IoT産業革命はデータ駆動です。価値の源泉がデータに集中してきます。センサが出力するセンシングデータ、AIが機械学習によって得てロボットの高度な制御等に使用する知識情報、3Dプリンタによる製造を駆動する3Dデータなどの「データ」が、IoT産業革命における価値の源泉となります。souしかも、それらのデータの主要なものは人間が作成するのではなくマシンが生成する「マシン生成情報」となります。
IoT産業革命を駆動するマシン生成情報は、著作権法や特許法が想定していた「人間により創作された情報」に該当しませんが、今後の社会及び産業の発展のためには法的保護を与える必要があることは自明です。本発表では、マシン生成情報に対する法的保護の枠組みの制定に向けた日本国政府の各種審議会の動向の紹介や、マシン生成情報の法的保護に関する私案を紹介します。また、マシン生成情報に関する法的保護に関する皆さんとの議論の場にもしたいと考えております。ぜひ、ご参加ください。
        
○ 知財キャリア分科会 (上條由紀子・飛澤宗則)
  
○エンタメと知財分科会(新井秀美・山田光利)
     テーマ:攻殻機動隊 REALIZE PROJECTはなぜ実現した?現実とSFを繋ぐコンテンツIPの力
     講師:武藤 博昭 様(株式会社コモンズ 代表取締役、攻殻機動隊 REALIZE PROJECT 事務局 統括顧問 / 事務総長)
 攻殻機動隊 REALIZE PROJECT(リアライズプロジェクト)は、日本を代表する企業や大学の研究者・公共機関・そして作品の制作委員会が一体となり、世界中のファンを魅了し続ける「攻殻機動隊」(科学技術が飛躍的に高度化した日本が舞台のSF作品。作中に出てくる「義体」「電脳」「光学迷彩」等のテクノロジーが多くの研究者に影響を与え、作品自体が彼らの共通言語にもなっている)に描かれた世界観の実現を目指すプロジェクトです。攻殻機動隊の世界に通ずる技術を生み出し発掘するコンテストやハッカソンが東京・神戸・福岡と国内3か所で開催され、ハッカソンの成果の中から特許出願に至ったケースが既に2件あります。また、今年2月にはハッカソン・コンテストの優秀作品を展示、最優秀賞を決めるアワードを開催するとともに、攻殻機動隊シリーズ監督や脚本家など製作陣と攻殻技術の研究者等による「攻殻シンポジウム」、SF技術の実現化の最前線を走る国内有数の研究者等による「攻殻ユニバーシティー」等をまとめた大規模なイベントも渋谷ヒカリエで開催されました。本研究会では、攻殻機動隊 REALIZE PROJECT事務局の統括顧問を務める「武藤博昭」氏をお呼びして、
 
・攻殻機動隊リアライズプロジェクトの概要
・技術とSF、技術とエンタメがお互いに与える影響
・新たな技術、新たなビジネスのプロモーションにコンテンツIPを活用する際のポイント
 
について話題提供およびディスカッションを行えればと思っております。

     詳細はHPをご覧ください。

 
※セッション2の終了後(18:45ごろ~)、4階の研究会室4Aにて、年度初めの懇親会を開催いたします。今回は単なる懇親会ではなく、「第200回に向けたタスクフォース」として開催いたします。(参加費無料)
このペースで開催しますと、2019年1月には、Smipsは第200回を迎えます。
・第200回までに、どんなこと(分科会、全体セッション、その他)をしたいか
・第200回を機に、Smipsをどのようにしたいか
などについて、自由に意見交換させていただきます。
タスクフォースといっても、堅苦しいものではありませんので、どなたでもぜひご参加ください。

 
※今月お休みの分科会は分かり次第、随時更新いたします。