第185回知的財産マネジメント研究会(Smips)

第185回知的財産マネジメント研究会(Smips)
日時:2017年1月14日(土) 場所:政策研究大学院大学5F 参加費:無料

開催プログラム(どちらの分科会・セッションに出席しても結構です。事前登録等は一切必要ありません。一部分だけの参加でもかまいません。)

※詳細は随時更新いたします。

★13:00-14:30 セッション1
○ 産学連携によるイノベーション分科会(山本貴史)
    テーマ:ライセンスができるアソシエイトと出来ないアソシエイトの差
    講師:山本 貴史 オーガナイザー
技術移転に求められるマーケティングモデルについてお話しします。このマーケティングモデルは以前にもSmipsでやったことがあるテーマですが、現在、技術移転で大学間格差は広がりつつあり、このマーケティングモデルの重要性が高まっていて、このノウハウをいかに移転できるか?という流れになりつつあります。1時間半でお話しが出来るほど簡単な話しではありませんが、是非ともこのテーマで再度チャレンジしたいと思っています。
    
○ 法律実務(LAP)分科会 (足立昌聡)
    テーマ:①特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律(IR法)②官民データ活用推進基本法
    講師:足立 昌聡 オーガナイザー
前者は、いわゆるカジノ法として話題となった法律ですが、何が書かれているのかは意外と知られていない法律です。後者は、公的機関が保有するデータの活用を中心に、人工知能やIoTにも触れた意欲的な法律ですが、こちらも何が書かれた法律か意外と知られていません。実は、事前情報が少ないこれらの法律の共通点は、どちらも基本法であり、かつ議員立法であるという点にあります。今回は、これらの法律の中身をななみ読みしながら、アミューズメント分野やデータ取引の来年度以降の展望を一緒に考えてみましょう。事前の知識経験は一切不要ですので、皆様ふるってご参加下さい。
  
知識流動システム(KMS)分科会(西村由希子・天元志保・長壁健)
    テーマ:持続可能な開発目標(SDGs)と、それに貢献する科学と技術に関わるコミュニケーションの可能性とは? 
    講師:大野 容子 様(公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン アドボカシー・スペシャリスト)
話し合える場として設けることから、ひとまず定員を30名とさせていただきますが、基本どなたでもご参加いただけます。(確実にお席を確保するために参加ご希望の方は、「kms-info@smips.jp」までご所属と氏名をお知らせください)
  
【SDGsに関するレクチャー40分+ディスカッション50分】※途中入退出OKです。Smips初参加の方も大歓迎、幅広い方々のご参加をお待ちしています!
  
【講師プロフィール】一橋大学法学部、英国にて開発学修士取得。大学卒業後、外資系石油会社にて財務調査本部勤務、並行して特定非営利活動法人HINTでベトナム少数民族の生活支援等に携わる。1998年よりボランティアとして特定非営利活動法人PARCにかかわり、石油会社退職後に正職員として勤務。英国留学後、PARC事務局長を経て代表理事。2009年より民間シンクタンクにて研究員として環境に関する調査業務に従事、並行してPARCIC監事。2014年より現職。
団体HP: http://www.savechildren.or.jp/
facebook公式ページ: https://www.facebook.com/SCJ.SavetheChildrenJapan/
    
★15:00-16:30 全体セッション:講義室 L
    テーマ:知財を活用したプラットフォームビジネスと産学連携/大学発ベンチャーによるイノベーション創出 
    講師:粟野 晴夫 様(杉村萬国特許事務所、元ソニー)
ソニーにおいて粟野様が担当・関係された事業においては、事業開始前に、知財権をフル活用して、ご自分たちが戦いやすいようにビジネスの場(プラットフォーム)を構築し、他の企業と連携しながら、事業を有利に推進するように努められました。さもないと、不毛な価格競争だけの事業に陥り、利益の出ないビジネスとなってしまい、せっかく長い年月をかけて努力してきた研究開発が無駄になってしまうからだそうです。このようなソニーでのご経験をご紹介いただくとともに、現在期待されているIoTビジネスに対してもご検討いただき、お話しいただく予定です。また、新規事業の創出の基となるイノベーション創出について、ソニーでの産学連携の事例や米国での大学発ベンチャーの事例についても、合わせてお話をいただきます。粟野様自身のCaltech留学のご経験やご学友のUCLA教授の情報等を基に検討を試みられ、皆様方のイノベーション創出のための一助になればとご講演下さる予定です。
  
【講師のプロフィール】
東京大学理学部物理学科,カリフォルニア工科大学(Caltech)大学院 電気工学科修士卒業。ソニー(株)に入社され,中央研究所,本社R&D戦略本部,米国ソニーのProduct Marketing Director,レコーディングメディア&エナジーカンパニーの事業戦略部,ニュービジネス推進部,光学モジュール部,FMM設計部,アライアンス戦略部の各統括部長を歴任され,企画,開発&設計,事業,マーケッティング及び中国生産展開まで,ビジネスの一通りすべてを経験されました。担当された事業においては,知財を活用して戦略的に推進することに努められました。その後,本社知財センターに異動され,権利活用,標準化及び産学連携を中心に推進されました。2013年1月末にソニーを退社され,2月より杉村萬国特許事務所勤務され,現在に至っておられます。先端科学部長/弁理士。特に、海外の特許弁護士との密接な連携を心掛けておられます。2017年度より日本弁理士会の常議員(役員)。
   
★17:00-18:30 セッション2 :いずれかお好きなものにご参加ください
○ 産学連携分科会(長壁健・鈴木睦昭・杉浦美紀彦・林聖子・矢上清乃)
   
○ 特許戦略工学分科会 (片岡敏光・赤間淳一・安彦元・久野敦司・岡崎邦明・永井隆)
    テーマ:<温故知新> ライト兄弟の特許戦略
    講師:永井 隆 オーガナイザー 
二十世紀最大の発明である動力飛行機。 ライト兄弟は、誰もが知っている偉大なパイオニアです。 しかし、特許を武器にライバル達に訴訟を仕掛けたことにより、 逆に米国の航空機技術の停滞を招いてしまいました。 特許をどう生かすべきだったかを考察します。
  
○ 知財キャリア分科会 (上條由紀子・飛澤宗則)
    テーマ(予定):ソーシャルビジネスの現場から〜 バングラデシュの無職の若者をプログラマーに育成する~
    講師:井原 啓登 様 
  
【講師プロフィール】
第一勧業銀行(現みずほフィナンシャルグループ)、CLSAキャピタルパートナーズディレクター、株式会社エバーライフ取締役副社長を経て、2014年1月当社設立。
2015年2月バングラデシュの若者向けに就職保証付オンライン・プログラミングスクール“オリーブコード” を開校し、ソーシャルビジネスを始める。2015年6月バングラデシュのNPO組織グラミン銀行グループと業務提携し、共同で “オリーブコード” の運営を始める。九州大学経済学部卒業。INSEAD Executive MBA.
  
【講師からのメッセージ】
当日は、以下に挙げたトピックスについてお話をさせていただきますので、ご関心ある方は、是非お越しください。
・銀行、バイアウトファンド、健康食品通販会社のマネジメントから、全く異分野の発展途上国におけるソーシャルビジネスに転じることになったきっかけ
・バングラデシュのNPO組織・グラミン銀行グループとの提携について
・グラミン銀行グループ創始者ムハマド・ユヌスさんから学んだこと
・バングラデシュにおけるソーシャルビジネスを実現するために、私が日本で行なっている活動
・デザイン思考を用いて発展途上国の社会的課題を解決できる可能性と、私が今後目標にしていること
  
1月の知財キャリア分科会は、知的財産の活用、スタートアップ、グローバル人材育成、デザイン思考を用いた課題解決、発展途上国におけるソーシャルビジネス等にご関心ある方にお越しいただければ幸いです。
<2月11日(土)Smips知財キャリア分科会>2月の知財キャリア分科会は、琉球大学准教授の宮里大八氏にご登壇いただく予定です。
  
エンタメと知財分科会(新井秀美・山田光利)
   テーマ:エンタメ系IT業界の動向まるわかり!?登壇者が気になる話題をぶつけ合うエンタメ知財座談会
   講師:佐竹 星爾 様(株式会社コロプラ)
      湯浅 竜 様(株式会社ドワンゴ)
      安高 史朗 様(安高特許会計事務所)
家庭用ゲームの普及も始まったVR、将棋や囲碁のプロ棋士を凌駕し始めたAI、ポケモンGOが社会現象を巻き起こした位置情報ゲーム、NetflixやSpotifyなど海外の大手サービスが本格的に上陸した動画や音楽のサブスクリプションサービスなど、エンタメ業界では今年も多くの動きがありました。
今回の研究会では、エンタメサービスを提供する2社の知財担当と多くのTech系ITベンチャーをクライアントに抱える特許事務所の代表弁理士をゲストに招き、「各登壇者がいま気になっていること(自社のこと、他社のこと、業界全般のこと、気になるテクノロジーや法改正など何でもOK)」を題材に皆でざっくばらんに意見交換ができればと思っております。業界の最前線にいる3名が今どんなことが気になっているのかを知ることで、今後のITエンタメ周りの動向を考える大きなヒントになるのではないかと思います。どんな話が飛び出すかは当日のお楽しみという形ではありますが関心ある方はぜひお越しいただければ幸いです。
  
※参加予定の方でfacebook使用している方は下記ページから参加登録いただければ幸いです。

https://www.facebook.com/events/1194257247318414/

  
★18時40分- 懇親会を行います。会費は無料です。是非ご参加ください。