第196回知的財産マネジメント研究会(Smips)

第196回知的財産マネジメント研究会(Smips)
日時:2018年6月9日(土) 場所:政策研究大学院大学5階 参加費:無料

開催プログラム(どちらの分科会・セッションに出席しても結構です。事前登録等は一切必要ありません。一部分だけの参加でもかまいません。)
※詳細は随時更新いたします。

★13:00-14:30 セッション1
  
○ 法律実務(LAP)分科会(足立昌聡)
    テーマ:新しいビジネスモデルに関する規制当局との付き合い方
    講師:足立昌聰 オーガナイザー(弁護士・弁理士・情報処理安全確保支援士、インハウスハブ東京法律事務所 代表、元特許庁法制専門官)
    コメンテーター:小笠原匡隆 様(弁護士、株式会社LegalForce 代表取締役COO)
 新しいビジネスモデルを考えても、既存の規制が邪魔になるという場面はよくあります。今回の法律実務分科会では、2018年6月6日に施行されたばかりの「生産性向上特別措置法」に基づく、プロジェクト型「規制のサンドボックス」について、活用の方法も探りつつ議論したいと思います。
 
★15:00-16:30 全体セッション
    テーマ:スタートアップ企業のための専門職との付き合い方      
    法律実務(LAP)分科会・エンタメと知財分科会による企画です。
 日頃からスタートアップ企業を支援されている専門職(士業)の方にお集まり頂き、多くのスタートアップ企業が直面し、自力では解決が難しい課題について、どのように外部の専門家を活用すべきなのか、スタートアップ企業の限られた事業資金の中で、どのように慈善事業ではないビジネスとしての関係を構築していくのかなど、ご登壇者の先生方だけでなく、フロアも含めた突っ込んだ議論をさせて頂ければと思います。
 
登壇者
 法務:小笠原匡隆 様(弁護士、株式会社LegalForce 代表取締役COO)
 知財:安高史朗 様(弁理士・公認会計士、IPTech特許業務法人 代表)
 会計:望月史郎 様(公認会計士・税理士、望月史郎公認会計士事務所 代表)
 労務:寺島有紀 様(社会保険労務士、寺島戦略社会保険労務士事務所 代表)
司会:足立昌聰(弁護士・弁理士・情報処理安全確保支援士、インハウスハブ東京法律事務所 代表)
 
事前のご質問及び当日の質疑については、以下のsli.do(EventCode:#smipsLAP1806)から受付させて頂きます。当日の挙手による会場からの質問の機会は設けませんので、予めご了承ください。https://www.sli.do/
 
★17:00-18:30 セッション2 :いずれかお好きなものにご参加ください
 
○ エンタメと知財分科会 (新井秀美)
    テーマ:入門:外国人エンジニアの雇い方
    講師:新井秀美 オーガナイザー(行政書士、パロット行政書士事務所 所長)
    コメンテーター:寺島有紀 様(社会保険労務士、寺島戦略社会保険労務士事務所 代表)
 テック系スタートアップ企業がエンジニアを雇いたいと思ったとき、海外からエンジニアを招くケースも増えてきていると思います。今回は、エンタメと知財分科会の新井秀美オーガナイザー自ら、行政書士としての経験を踏まえ、外国人エンジニアを海外から雇い入れる際の注意点について講演いたします。全体セッションに引き続き、社労士の寺島有紀さんにもご参加頂き、労務の観点からもコメントを頂く予定です。
 
○ 特許戦略工学分科会 (片岡敏光・赤間淳一・安彦元・久野敦司・岡崎邦明・永井隆)
    フリーディスカッション
    講師:安高史朗 様(弁理士・公認会計士、IPTech特許業務法人 代表)
 今回は、全体セッションでお招きしている安高さんに引き続きご登壇いただき、フリーディスカション形式でお話していただきます。安高さんは、去る6月1日に、湯浅竜弁理士を副所長兼COOとして迎え入れ、旧安高特許会計事務所から、IPTec特許業務法人へと躍進されました。個人事務所から業務法人へと変更されたキッカケや今後の抱負など、皆さんがお聞きしたいことについて、差し支えない範囲でお答えいただく予定です。
 
○ 産学連携分科会(長壁健・鈴木睦昭・杉浦美紀彦・林聖子・矢上清乃)
    テーマ:産学連携を進めるための、調査とコミュニケーション
    講師:阿部仁様(慶応大学 学術研究支援部)
 講師の阿部様はこの3月まで富士ゼロックスに勤務され、4月より慶応大学 学術研究支援部に異動されました。会社ご勤務時代は、ICT技術者として経験を積まれた後、知財や産学連携へと活躍の場を移されました。今回は、『産学連携を進めるための、調査とコミュニケーション』というテーマで、前職での経験をアカデミアでどのように生かそうと考えておられるか、特に会社ご勤務時代には、交渉学を基点に社外組織との活動の場を設けておられましたので、そのお話などをお聞きしたいと考えています。また、このごろ話題に上がることの多いSDGsや経産省の「産学官連携による共同研究強化のためのガイドライン」 など、阿部様のご興味や現状の問題意識について、ざっくばらんにお話しいただこうと思います。
 

※ 今回お休みの分科会
産学連携によるイノベーション分科会(山本貴史)
知識流動システム(KMS)分科会 (西村由希子・天元志保・長壁健)
知財キャリア分科会 (上條由紀子)