第114回知的財産マネジメント研究会(Smips)

第114回知的財産マネジメント研究会(Smips) 開催概要
日時 2010年5月15日(土)

★13:00-14:30 セッション1 
○ Law and Practice(LAP)分科会(オーガナイザー:足立昌聡・浅見隆行):講義室F
 今回のテーマは、今年の3月に知財高裁判決が出たばかりの物の著作権と、それに基づく権利行使を題材にして、検討していただきます。
 
○ 2020分科会(オーガナイザー:山本貴史):講義室K
 今回は、「10年後にこうなっていたら最高!」というベストな未来を皆様に予測してもらいたいと思います。今回は、思いっ切り、前向きな理想像を思い浮かべてみようではありませんか!どなたでも、どんな意見でも大歓迎です!
 
○ アグリビジネス分科会(オーガナイザー:塚田周平・島田宝宜) 講義室 I
 今月の当会は先月の農業シミュレーションに関するリサーチをより絞って農業経営に関するシミュレーションについて掘り下げてみたいと思います。先月同様簡単な報告と議論しました。

 
★15:00-16:30 全体セッション 1階会議室1A
   テーマ:オープンイノベーションにおけるインベンションキャピタルの役割
   講師:平手純司 様(インテレクチュアル・ベンチャーズ ビジネスデベロプメントディレクター)
 
★17:00-18:30 セッション2 
○ 特許戦略工学分科会(オーガナイザー:赤間淳一・片岡敏光・安彦元・久野敦司):講義室K
 特許戦略工学分科会は、分科会が発足した2003年頃から、PCMLやオープンエディターなどの研究開発を通じて、クレームや明細書作成の重要性を訴えて活動してきました。
   テーマ:著書「死蔵特許」にまつわる話
   講師:榊原憲 様(日本テレワーク学会理事、学術部長、学会編集委員長)
 今月は、三洋電機が1500万ドル、ソニーが1620万ドルもの大金をそれぞれ支払わなければならなかった「JPEG」の基本特許にまつわる興味深い特許の話を、「死蔵特許」の著者であるキャノンの榊原憲さんから直接お聞きします。
 
○ 知財キャリア分科会(オーガナイザー:上條由紀子・楠浦崇央)と産学連携分科会(オーガナイザー:長壁健・鈴木睦昭・杉浦美紀彦・林聖子・矢上清乃)の合同セッション:講義室F
本分科会は、知財業界で活躍する先達の方々をゲストとしてお呼びし、「知財キャリア」に関する講演していただき、その後参加者とのフリーディスカッションを行います。
   ゲスト:林聖子オーガナイザー(財団法人日本立地センター立地総合研究所主任研究員)
   テーマ:産学官連携でのイノベーション創出による地域振興を応援しています!
【講師からのメッセージ】
 個人的にはサッポロバレー(IT集積)、仙台堀切川モデル、福岡システムLSIの集積などを対象として、地域イノベーションシステムについて研究しています。国内及びシリコンバレーの状況なども含めて話題提供させていただきます。
 
○ 知識流動システム(KMS)分科会(オーガナイザー:西村由希子・丸幸弘):講義室 I
KMSは、その「知識」を「流動」させることで、一般人と大学・企業間の知識の差を埋め、さらには「知識社会」を活性化させるため、より、「知識」が流動しやすい仕組みをさまざまな角度から研究・提案しています。具体的な活動としては、小学生を対象とした絵本を使った知財教育への提案や、 Website (https://www.smips.jp/kms/)を使った研究者と子供達との双方向コミュニ ケーションシステムの構築を行っています。