第136回知的財産マネジメント研究会(Smips)

第136回知的財産マネジメント研究会(Smips) 開催概要
日時:2012年6月9日(土) 場所:政策研究大学院大学5F 参加費:無料

★13:00-14:30 セッション1

・ライセンス・アソシエイト分科会(オーガナイザー:山本貴史)
 
・若手研究者のための知的財産リテラシー分科会(オーガナイザー:山田光利)合同セッション:講義室 L
   テーマ:大学の研究活動を支えるリサーチアドミニストレーターについて
   講師:高橋真木子 様((独) 理化学研究所 研究戦略会議 研究政策企画員)
 大学の研究活動を支えるリサーチ・アドミニストレーターについて13時からのセッションと17時からのセッションで特集いたしました。リサーチ・アドミニストレーターは文部科学省が推進しており、今注目されていますが、研究を支える人材として期待されるRAにはどのような職務が期待され、どのような人材を大学は活用していくのか?について、お話を伺いました。
 
・法律実務分科会(オーガナイザー:足立昌聡):講義室 K
 今回は、「外から見たライセンス契約」というテーマで、ライセンス契約に利害関係のある第三者の視点だと、契約のどんなところが気になるかを扱いました。
 
★15:00-16:30 全体セッション:講義室 L
   テーマ:ライバルに勝つ強力な特許群を構築する最新の発明分析・強化法
   講師:上村輝之 様(アイディエーション・ジャパン株式会社 代表取締役社長、ウィルフォート国際特許事務所所長弁理士)

 上村様は、2012年4月に「なぜ日本でiPhoneが生まれなかったのか?」という本を出版されました。グローバル化市場で勝つためのキーがイノベーションにあり、サムスンやインテルなど世界のトップ企業が科学的方法論を活用してイノベーションに成功していることを、日本企業に知ってほしいという意図がありました。さらにもう一つ、グローバル化市場で勝つためのキーが知財であり、現在、欧米企業は攻撃兵器としての知財の生産に積極的です。韓国や台湾の企業もその流れに乗りつつあります。今回は、その知財戦略と戦術についてお話しを伺いました。
 
★17:00-18:30 セッション2

・産学連携分科会(オーガナイザー:長壁健・鈴木睦昭・杉浦美紀彦・林聖子・矢上清乃)
・知財キャリア分科会(オーガナイザー:上條由紀子・楠浦崇央)合同セッション:講義室 L
   テーマ:「リサーチアドミニストレーターの日々」
   講演:諏訪桃子 様(リサーチアドミニストレーター)
   ファシリテーター: 根本藍 様(かわさき新産業創造センターKBIC 産学官連携コーディネーター)

 大学の研究活動を支えるリサーチ・アドミニストレーターについて13時からのセッションにつづき、議論を行いました。
 
・特許戦略工学分科会(オーガナイザー:赤間淳一・片岡敏光・安彦元・久野敦司):講義室 K

 全体セッションに続いて、引き続き、上村輝之様をお迎えして、討論や、問題解決・特許創出支援I-TRIZソフトウェアのデモを行いました。
 
・知識流動システム(KMS)分科会(オーガナイザー:藤井優子・長谷川実里・西村由希子):講義室 I

 KMSは前月に引き続き7月の発明発見教室にむけての準備を行いました。今回は実験を行いました。前週末に集まった際に行った実験結果を踏まえて、折り紙とビー玉と水槽を使った実験に再挑戦しました。