2026年7月11日、江東区・東川小学校の生徒を対象に、「汚れを科学する!」をテーマに発明・発見教室を実施し、2~6年生までの生徒・10名が参加されました。

今回は、子ども達に生活の中にどんな“汚れ”があるか、どうやって汚れを落とすのかの話から、油を使って油汚れが落とせることを説明しました。また、子ども達に、水と油が混ざり合った状態(乳化)を作り出せること、また、界面活性剤(教室では「なかよし君」と表現)で汚れを落とす”科学的な仕組み”を知ってもらい、実際に油と水、界面活性剤から石けんを作る体験をしてもらいました。

乳化とは、本来混じり合わない油と水が、界面活性剤などの働きによって均一に混ざり合った状態になる現象のことです。油と水は分子の性質が異なるため、そのままでは分離してしまいますが、界面活性剤は、水になじみやすい部分(親水基)と油になじみやすい部分(親油基)の両方が備わっており、この分子が油と水の境界に並ぶことで、油の粒が水の中に細かく分散した状態を保つことができます。

今回は、 オルトケイ酸ナトリウムと水、油(サラダ油+ラード) を用いて、石けんを作りました。材料をペットポトルの中に入れてシェイクすることで乳化させています。

型に石けん水を流し込んで固めた見本
水に溶かした海面活性剤に油を加えます。
ひたすらシェイク!!!!
シェイクして半日後の石けん液。とろみが出てきます。完全に固まるのは、1週間後です。
教室の修了後に、参加者が書いた保護者へのおたよりはがき