第181回知的財産マネジメント研究会(Smips)

第181回知的財産マネジメント研究会(Smips)
日時:2016年7月9日(土) 場所:政策研究大学院大学5F 参加費:無料

開催プログラム(どちらの分科会・セッションに出席しても結構です。事前登録等は一切必要ありません。一部分だけの参加でもかまいません。)

★13:00-14:30 セッション1
 
○ 法律実務(LAP)分科会 (足立昌聡)
    テーマ:英国の欧州連合離脱(BREXIT)の知的財産分野への影響について
    講演者:足立オーガナイザー
今週末の分科会では、予定を変更し、英国の欧州連合離脱(BREXIT)の知的財産分野への影響について、現在明らかになっている情報を元に、今後の実務への影響について皆さんとディスカッションしたいと思います。 私もできる限り国内外の公式・非公式情報を集めていますが、皆様も何か耳寄りな情報があればお持ちより頂けると幸いです。

      
知識流動システム(KMS)分科会(西村由希子・天元志保・長壁健)講義室 I
7月16日(土)に東川小学校で大規模に行う発明発見教室の準備
 
★15:00-16:30 全体セッション:講義室 L
    テーマ:どうやって未来を予測するか~俯瞰解析を用いた未来予測
    講演者:中村 達生様(VALUENEX株式会社 代表取締役CEO)
    (日本知財学会・知財学ゼミナールと共催による企画です。)
【講演概要】
特許・論文データを用いた未来予測について、VALUENEX社の取り組み、今後の展望等について、お話しいただきます。    (同社ウェブサイト http://valuenex.com/)
    
★17:00-18:30 セッション2 :いずれかお好きなものにご参加ください
 
○ 特許戦略工学分科会 (片岡敏光・赤間淳一・安彦元・久野敦司・岡崎邦明・永井隆)
○ 知財キャリア分科会 (上條由紀子・飛澤宗則)
【合同開催】
    テーマ:勝ち残る(価値残る)人と組織の知財戦略
    講演者:鈴木 俊介 様(株式会社経営技法 代表取締役社長)
【講演者からのメッセージ】
徹底した差別化で、No.1をかちとるために、あまり語られていないが、欠かせないこと、ランチェスター戦略、ユニークブレインラボ、他についてお話します。差別化は大事、ブルーオーシャンは大事、経営者も現場も誰もが唱えるものの、なかなか実践できるものでもありません。口で言うほど簡単ではありません。多大な労力をかけても、競合と同じ領域で争ってしまうことはあちこちでみられます。ではどうすればそれが実現できるのか、何をしたら失敗するのか、MOTでも語り尽くされていない、知ってそうで知っていない肝心なポイントについて、ランチェスター戦略、ユニークブレインラボ、ほか、様々な実践的なコンサルティングの経験から、選んで説明します。
    
【講演者プロフィール】
現在、株式会社経営技法 代表取締役社長
慶応義塾大学、Case Western Reserve 大学院卒 (MBA)、出光興産、KPMGビジネスアシュアランス、Kepner Tregoe Japanを経て2009年株式会社経営技法設立。
ユニークブレインラボ®開発者、NPO法人ランチェスター協会理事、認定インストラクター、等価変換創造学会会員
「物の考え方をインストールする」思考技術を基軸においたコンサルティングを設計。産業財、自動車、エレクトロニクス業界を中心に、一般的なコンサルティングのアプローチでは解決できなかった領域に焦点を当て、独自の実践的なソリューションを展開。2010年、創造的思考力を徹底強化するアプローチ「ユニークブレインラボ®」を開発、以降、国内大手企業、大学等を中心に展開。2500名が受講。社員の創造的思考力の底上げを行いながら、事業戦略アドバイスをからめた新事業、新商品創発支援に務めている。
    
【実績(講師、コンサルティング)】
早稲田大学院MBA、山口県立大学、金沢工業大学院。ソニー、日立製作所及びグループ各会社、パナソニック、NTT,オムロン、デンソー、NEC,コスモ石油、新日鉄マテリアルズ、三菱化学、東芝三菱産業システム、他大手製造業多数。秋田県信用組合、近畿経済産業局、佐賀県庁、日刊工業新聞社、NECマネジメントパートナー、R&D支援センターにて公開講座を年間10数本開催。

      

エンタメと知財分科会(新井秀美・山田光利)
    テーマ:VRの基礎および国内・海外の事情について
    講演者:吉田 健人 様( LPJ LLC 代表/VRジャーナリスト)
ゲームや医療など様々な分野で活用が見込まれるVR(バーチャルリアリティー)。先日もソニーのプレイステーションに対応したPSVRの予約が即日完売になる等大きな話題となりました。VR関連の技術やコンテンツが充実し、VR市場が大きく賑わった2016年は「VR元年」とも言われています。今回の研究会では、先日秋葉原で開催されて入場制限がかかるほどの大盛況となったVRイベントを開催したLPJ LLC 代表/VRジャーナリスト吉田健人さまをゲストに招き、VRの基礎および国内・海外の事情についてお話いただきます。
  
【具体的には】・そもそもVRとは何なのか・VRを体験するためのハードにはどのようなものがあるのか・VRでどのようなコンテンツが期待されているのか・VRコンテンツを制作するクリエイターは育っているのか・VRコンテンツをまとめるプラットフォームはどうなるのか・日本の技術はVRの世界で存在感を発揮できるのか

参考:クローズアップ現代 5/31放送
http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3813/1.html
  
■講演終了後はGrips内にて20時まで懇親会を予定しております。(会費2000円軽食・お飲み物付き)
懇親会会場にはVR体験もできるよう、クリエーターのみなさんにお越しいただきますので、奮ってご参加ください。なお懇親会のみのご参加はできません。

VR体験の内容につきましては決まり次第下記に掲載します。
facebookイベントページ
https://www.facebook.com/events/199303797136812/
エンタメと知財分科会ホームページ
http://entertainment-ip.strikingly.com/
  
○生活安全性向上分科会(仮称)創設検討会:講義室I
・ご関心をお寄せの方、・ご自身のご希望を分科会に反映されたい方、・分科会の創設にお力を貸していただける方、ぜひご参集をお願い致します。
1.名称:生活安全性向上分科会(仮称)第2回創設検討会
2.目的:生活安全性の向上に寄与する、または寄与する可能性のある知見を取得、または創出すること。
3.前提:生活安全性に関連するすべてを、テーマの候補とする。例えば、環境(エコロジー)、健康医療、食品安全、防災減災、土地利用計画、少子高齢対策、福祉政策など。
上記の「2.目的」だけを固定とし、その他、当面のテーマ、やり口などをご提案頂き、分科会創設につなげていくことを予定しています。
・他の国に比べ、日本において生活の安全性を阻害していると思われる点(問題点)を挙げ、その対策を模索するワークショップを予定します。
・時間的余裕があれば、課題発見、発想や価値観の多様性を表出するための、Yes/No疑問文を軸とするワークショップを実施します。
・可及的に、分科会にご参加された方が、生活安全性が高まった、または高められそうとのお得感が得られるようなものにすべく、進めます。
 
今回お休みの分科会:
産学連携によるイノベーション分科会(山本貴史)
産学連携分科会(長壁健・鈴木睦昭・杉浦美紀彦・林聖子・矢上清乃)