第192回知的財産マネジメント研究会(Smips)

第192回知的財産マネジメント研究会(Smips)
日時:2017年12月9日(土) 場所:政策研究大学院大学5F 参加費:無料

開催プログラム(どちらの分科会・セッションに出席しても結構です。事前登録等は一切必要ありません。一部分だけの参加でもかまいません。)

★13:00-14:30 セッション1
  
○ 法律実務(LAP)分科会(足立昌聡)
    テーマ:知的財産と下請法の関係
 今回は、知的財産と下請法の関係について、皆さんとディスカッションをしたいと思います。下請法、正確には下請代金支払遅延等防止法は、親事業者の下請事業者に対する取引を公正ならしめることを目的に、単に代金の支払いのみならず、情報成果物の取扱いなどもその対象とした法律です。一部の企業によるスタートアップ等への理不尽な知財関連条項の押し付けは、独禁法や下請法に抵触することがあります。今回は久しぶりに参加者の皆さんとゆっくりディスカッションをしまいと思いますので、気楽にご参加下さい。
  
★15:00-16:30 全体セッション
    テーマ:アイデア創出の技術 
    講師:石井 力重 様(アイデアプラント 代表)
    特許戦略工学分科会による企画です。
クリエイティブ産業においては、アイデアを出すことは日常茶飯事ですが、次のように感じることがありませんか。「良い感性をもっているのに、ブレストになると、ほとんど喋らない人っているよなぁ」「ブレストって、時間をかけた割に使えないアイデアばかりだ」と。アイデアを出す力、というのはスポーツ選手にとっての脚力みたいなものです。それだけでうまくいくわけではないですが、少ないときつい。そこでこの講演では、アイデア創出、アイデア改良の基本所作、臨機応変なブレスト方法を、実践中心で行います。イノベーションの様々な場面で有利になるスキルを、体験しながら、一緒に学んでいきましょう。
この全体セッションでは、大企業やベンチャー企業の創造研修で行っているブレストのやり方を、皆で体験します。「ブレストの前に5分で創造的関係性を作るツール」“ブレインストーミング・カード”他をやってみましょう。

1.創造性ベーシック(発想の特性~三枚の絵)
2.ブレスト・カード(Brainstorming Card、根底にあるもの)
3.アイデア発展のやり方(FlashPivot)

【講演者プロフィール】
アイデア創出支援の専門家。東北大学大学院・理学研究科 修士課程卒業。商社勤務、独立行政法人のフェロー、ベンチャー企業駐在を経て、2009年、アイデアプラントを創業。ブレインストーミングや創造技法の実践と理論の両面に強い興味を持ち、創造工学(Creative Problem Solving、TRIZ)を研究中。海外、全国各地の企業、大学、公的機関等で、多様なアイデアワークショップを実施。2014年4月より、早稲田大学にて、非常勤講師も勤められる。
 著書:『アイデア・スイッチ 次々と発想を生み出す装置』(日本実業出版、2009年)
 HP: http://ideaplant.jp/

  
★17:00-18:30 セッション2 :いずれかお好きなものにご参加ください
○ 特許戦略工学分科会 (片岡敏光・赤間淳一・安彦元・久野敦司・岡崎邦明・永井隆)
    テーマ:ブレインストーミングを極める
    講師:石井 力重 様(アイデアプラント 代表) 
 全体セッションに続いて、石井 力重 様にご登壇いただきます。
 今回の分科会では、多様なブレインストーミング・スタイルを紹介します。その中から皆さんが気に入ったものを一つか二つ実践してみます。個人やチームの創造力をよく活用するヒントを得たい、という方でしたら、きっといくつかの得るものがあると思います。アイデア出しが苦手でも全く問題なく参加できますので、気軽にご来場ください。
 
今回お休みの分科会:
産学連携によるイノベーション分科会(山本貴史)
産学連携分科会(長壁健・鈴木睦昭・杉浦美紀彦・林聖子・矢上清乃)
エンタメと知財分科会(新井秀美・山田光利)
知財キャリア分科会 (上條由紀子・飛澤宗則)
※別日程で開催予定:KMS分科会(西村由希子・天元志保・長壁健)