【開催案内】エンタメと知財分科会 山田オーガナイザーよりAI研究会のお知らせ

エンタメと知財分科会 山田オーガナイザーより。

普段のSmipsとは別日程で下記研究会を開催します。
会場の都合で参加人数を制限させていただく可能性が高いですが、
ご関心ある方はぜひお申し込みいただければ幸いです。

■タイトル
ディープラーニングを用いたAIで画像を扱う際の著作権侵害のリスクについて ~AIの学習・利用それぞれの観点で~

■概要
政府の知的財産戦略本部は、AIが作った創作物(音楽や小説など)の権利を保護する法整備を検討すると発表しました。AIの生み出した創作物が盗用された場合に差し止めや損害賠償を求めることが可能となるため、AIのビジネス利用を大きく加速させると考えられます。

しかし、AIのビジネス利用を考える上で、AIによる創作物の保護と同等もしくはそれ以上に重要となるのが「AIによる他者の著作権侵害リスク」です。例えば、AIの実用度を飛躍的に高めた「ディープラーニング」と呼ばれる技術では、コンピュータが自律的に学習するための大量の学習用データが必要となりますが、著作権による保護対象とそうでないものが混在するデータの読み込みを著作権の枠組みでどう扱うのか、議論が必要と考えられます。また、AIが生み出した創作物が他者の著作権を侵害するケースは無いか等についても合わせて検討が必要になります。

今回の研究会では、ディープラーニング活用が最も進んでいる分野の1つである「画像処理」の分野を中心に、AIのビジネス活用を実践しているドワンゴ社の知財担当および技術者に話題提供いただき、「AIが他者の著作権を侵害しうるのはどんな場合か」「AIを用いた事業を行う上で知財的にどのようなポイントに注意すべきか」について議論を行いたいと思います。

※AIやディープラーニング等、議論の前提となる内容については、冒頭で簡単に説明を行う予定です。

■話題提供
株式会社ドワンゴ
知的財産セクション 湯浅 竜さま
知能情報システムセクション 小田桐 優理さま

■開催日程
5/25(水) 20:00-21:30@銀座近郊

参加希望の方は、下記フォームにご記入ください。
申し込み期限は5/18(水)まで、参加可否連絡は5/20(金)となります。

https://docs.google.com/forms/d/1yoYEipDHqWjvUM_pudkVU8hkcUUL62FPTizn9W5mh4I/viewform

以上、よろしくお願いいたします。




更新日時:2016年05月13日 /