第220回 知的財産マネジメント研究会(Smips)

第220回 知的財産マネジメント研究会(Smips)
日時:2021年6月12日(土)13:00~17:10 オンライン(Zoom)開催 参加費:無料

※オンライン(Zoom)での開催です。会場に集まる形式ではありません。

※6月10日(木)までに、それぞれのフォームから参加登録をお願いいたします。
参加登録いただいた方々に、6月11日(金)午後に、Zoomミーティングルームの情報を連絡いたします。
 

<プログラム>

★ 13:00-15:00
テーマ:医療分野の橋渡し研究支援政策について 
登壇者:樋原 伸彦 様(早稲田大学ビジネススクール 准教授)、黒河 昭雄 様(神奈川県立保健福祉大学 研究員シニアマネージャー)、
隅藏康一(政策研究大学院大学 教授)
 
 日本におけるいくつかの大学病院内には、臨床研究の支援を行い、学内外の研究成果を医薬品や医療機器の開発につなげるための組織が作られており、基礎から臨床現場への橋渡しに貢献しています。これらは橋渡し研究支援組織であり、Translational Research Center(TRC)あるいはAcademic Research Organization(ARO)とよばれます。文部科学省SciREX事業(科学技術イノベーション政策における「政策のための科学」推進事業)の一環として「共進化実現プロジェクト」のうち、隅蔵が代表を務めた「医療分野の特性に合った基礎研究・応用研究・実用のイノベーション・エコシステム構築に資する調査研究」プロジェクト(2019~2020年度)において、橋渡し研究支援の促進を図るための調査・検討を行いました。このセッションでは、その結果に基づき、橋渡し研究支援組織の今後の在り方、民間資金を活用した大学研究へのファンディングの在り方などについてプレゼンテーションを行い、議論します。
 
こちらのセミナーに参加ご希望のかたは、下記のフォームからご登録ください。

【(13:00-15:00)セッション参加フォーム】
 
ー10分間休憩ー
 
★ 15:10-17:10 全体セッション(特許戦略工学分科会による企画)

テーマ:世界経済と日本― ピンチはチャンス ―
講師:真田 幸光 様(愛知淑徳大学 教授)
 
【片岡オーガナイザーからのメッセージ】
 6月例会全体セッションは、特許戦略工学分科会の企画で、知的財産マネジメント、知財戦略と密接な関係にある世界経済について共に考えるため、国際金融経済の専門家、草の根の辻説法師として、縦横無尽闊達な語りで有名な真田幸光様をお招きしました。
またとない絶好の機会ですので、ご都合をつけて、ぜひ、ご参加ください。
 
【講師からのメッセージ】
1.はじめに
(1)今回のお話の背景、そしてお話の目的
(2)鳥になり、虫になり、魚になる。
(3)世界は人々が作ったシステムの中で動いているが、そのシステムは宇宙の法理、自然の摂理、否、真理に基づいて運営されていないと混沌、更には混乱を引き起こす遠因となりかねない。また、我欲の良いリーダーが増える中、世界は混沌が深まるばかりである。
2.お話しのポイント
-新型コロナウイルスについて-
-価値観の変化、消費行動の変化を意識した作戦展開、ピンチはチャンス-
―2021年の世界経済と日本を俯瞰する―
-実体経済と金融経済-
-為替、株、金利、原油の見通し-
-中国を取り巻く世界情勢と米中関係-
―日本の目指すべき姿―
 
 新型コロナウイルスの拡散によって、世界は現状、混沌が深まり、先行きがまだ不透明さを残したままとなっています。「価値観の共有ができるか否か?」と言う視点から、米中の正面衝突の兆しも見られ、一方で、「価値観の変化」に伴う消費活動の変化の可能性から、「ビジネスモデルの変化」についての動きも見え始めています。大きな、「価値観の変化」が生まれるとすると、それは「地域紛争、或いは国際紛争」の拡大を導くかもしれません。新型コロナウイルスの問題は、死の恐怖と共に「疑心暗鬼」と言う心を犯すウイルスともなり、様々な視点から世界に変化を齎すかもしれません。新型コロナウイルスの問題を脇に置いて考えたとしても、現行の世界秩序を支える英米の相対的な力の低下が見られる中、世界的な、「覇権争い」は更に拡大する可能性を孕んでいます。
 講演では、こうした国際情勢全般を、「俯瞰」した上で、世界経済の見通しを申し上げた上で、日本経済の見通しを加えて申し上げていきたいと思います。そして、ピンチはチャンス、日本が果たすべき対応策、乗り越えなくてはいけない課題などについても、講演の中で、私見を示させて戴きたいと思います。宜しくお願い申し上げます。
 
【講師プロフィール】
東京都生まれ。慶応義塾大学法学部政治学科卒業後、東京銀行(現・三菱東京UFJ銀行)入行。1984年、韓国延世大学留学後、ソウル支店、名古屋支店等を経て、2002年より、愛知淑徳大学ビジネス・コミュニケーション学部教授。社会基盤研究所、日本格付研究所、国際通貨研究所など客員研究員。中小 企業総合事業団中小企業国際化支援アドバイザー、日本国際経済学会、現代韓国朝鮮学会、東アジア経済経営学会、アジア経済研究所日韓フォーラム等メンバー。韓国金融研修院外部講師。雑誌「現代コリア」「中小企業事業団・海外投資ガイド」「エコノミスト」、中部経済新聞、朝鮮日報日本語版HPなどにも寄稿。日本、韓国、台湾、香港での講演活動など、グローバルに活躍されています。
 戦国武将の真田信之から数えて14代目の子孫になり、そのため、子供の頃から「真田家の教え」や「伝統や伝承」を口伝で受け継ぎ、また、祖母は戦国大名の上杉家の本家の長女であり、厳しく躾られたと伺っております。
 
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