経済産業省 2020年度 未来の教室「STEAMライブラリー」にてKMS「新型コロナde問いマンダラ」映像教材52本を公開しました。


「新型コロナ感染症」に対して、私たちは何を学び、何を考えればよいのでしょうか。この教材では、新型コロナウイルス感染症に関する様々な「問い」に対して知識や理解を深めるヒントを、研究者から実務家まで各分野の専門家から集めました。1つの「問い」に向き合うと、新たな「問い」が教科の枠を超えて生まれるでしょう。こうした「問いの連鎖」(問いマンダラ)を、本教材を活用して起こしながら学びを深めていただきたいと思います。

未来の教室 STEAMライブラリー 「新型コロナde問いマンダラ」
[Topic編] https://www.steam-library.go.jp/content/8

[授業編]  https://www.steam-library.go.jp/content/85

なお、コンテンツ開発は、 学術教育動画の共有サービスを提供する JoVE(Journal of Visualized Experiments)とも連携して行います 。



[登壇者 敬称略 50音順 ]
狩野 光伸(医学研究者、医師)
小泉 周(医学生理学者、医師)
小波 秀雄(化学者)
下村 健一(ジャーナリスト)
森田 由子(日本科学未来館)
矢部 麻里子(医師、NY在住)
渡邊 美紀(保健所・保健師)

<<< 出前授業、お声掛けください >>>

また、これに合わせて、KMSでは、小中高等学校向けに「未来のマスクを考えよう!」などをテーマとした出前授業(オンライン/オンサイト)も実施します。詳しくは、stop_corona@smips.jpまでお気軽にお問合せください。

目 的:新型コロナに関するクイズや、本動画教材などを通じて、最新の知識を身に着け、どう行動すればよいか、考えるきっかけとする。
テーマ:「未来のマスクを考えよう!」など。要望に応じます。
対 象:小学校1年生から高校3年生まで。
費 用:費用等相談に応じます。
連絡先:stop_corona@smips.jp


【謝辞 】
 ◎ご出演等(50音順)
  狩野 光伸、小泉 周、小波 秀雄、下村 健一、森田 由子、矢部 麻理子、渡邊 美紀
 ◎授業案検討
 ・英数学館の皆さま
  土屋 俊之、大嶽 学、栢野 祐介
 ・奈良女子大学附属中等教育学校の皆さま
  二田 貴広
 ・田園調布雙葉の皆さま
  長谷川 里奈
 ◎調査分析
  正木 郁太郎
 ◎KMS(一般社団法人知識流動システム研究所)より
  大﨑 章弘、森田 由子、古澤 輝由、堀川 晃菜、大渕 希郷、西村 由希子、友野 明美、隅藏 康一、天元 志保、小泉 周
 ◎岡山大学より
  狩野 光伸、小村 俊平 
 ◎映像・作画・制作協力
  株式会社らくだスタジオ、株式会社PLOT、米山 幸助
 ◎授業協力
  横浜市立北山田小学校
 ◎映像等協力
  JoVE、Springer Nature
 ◎wi-fi等機材協力
  ソフトバンク株式会社
 ◎コンテンツ作成
  大﨑 章弘、森田 由子、古澤 輝由、堀川 晃菜
 ◎企画・制作
  大﨑 章弘、小泉 周、西村 由希子


【 「STEAMライブラリー」事業について( 経済産業省による2020年10月27日のプレスリリースより抜粋)

現代の世界共通の教育キーワードの一つが「STEAM(Science(科学),Technology(技術),Engineering(工学), Arts(人文社会・芸術・デザイン等) and Mathematics(数学))です。この言葉は、工業化社会での均質な労働力輩出に適合した「教科タテ割りの、詰め込み勉強」から、 人がAIと第四次産業革命の世紀に価値を生み出す力を養う「学際研究的で、創造的な学び」へとシフトさせていく考え方です。
こうした世界的潮流の中、文部科学省の学習指導要領に基づき、高校では2022年度から「総合探究」「理数探究」「公共」などの教科がスタートします(小中学校についても探究的な学びの強化が謳われています)。

経済産業省ではこれに合わせ、授業にも個人探究に使えるデジタル教材集を国内外の教育産業と学校・研究機関・産業界との協力によって開発し、「STEAMライブラリー」を試験構築します。
来年3月より、高校生も中学生も小学生も教師も保護者も、どなたもこのデジタル・ライブラリーにアクセスし、授業や家庭学習場面で供用いただけます。
掲載されるコンテンツ群は、「未来社会の創り手」になる子ども達が挑戦すべきSDGsの17テーマを意識して整理し、従来の科目の枠組みに捕らわれない統合的・学際的な社会課題や、生徒達にも身近な生活課題のテーマを揃えます。
このライブラリーの活用によって生徒や教師の中に「ワクワク」が生まれ、探究の入り口、イノベーターへの道が開くか、この点の実証を、教育現場や文部科学省、学界・産業界からも御意見をいただきながら進め、随時改良していく予定です。